【V】|米国株|銘柄分析|VISA(ビザ)の10年後予想株価と期待収益率を再チェック


ポイント

  • 実績PERベースで見た2028年の予想株価は、PER上限値では959.4ドル、PER平均値で701.4ドル、PER下限値では394.4ドル。
  • 2028年の予想期待収益率は、PER上限値では21.9%、PER平均値で18.2%、PER下限値では11.6%。

こんばんは、Yukinosuke(@yukinosuke35)です。

今回は以前も記事にて取り上げたビザについて、もう少し踏み込んだ内容にしたかったので、改めてビザの10年後予想株価と予想期待収益率について、まとめておこうと思います。

ソースはいずれもモーニングスターUSからです。数値は税引き前の理論値です。
計算方法は、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」(日本経済新聞出版社)を参考にしています。

まずはESP成長率です。

◆EPS成長率(実績)

(出所)筆者作成

過去10年のEPS成長率(年平均成長率:CAGR)を計算すると約21.3%となりました。なかなか驚異的ですね。

では次に、今後もこの成長率が続くと仮定した場合、予想EPSはどのようになるかを見ます。

◆今後のEPSの推移(予想)

(出所)筆者作成

スタートの2018年時点のEPSは、2016年〜2018年の平均値を使っています。

まあ、あくまで予想ですし、浮き沈みもあると思いますが、強力なブランド力を有するビザであれば、それほど大きく外れる可能性も低いのではないかと思っています。(個人的な意見ですので、投資する際は自己責任でお願いします。)

次は配当と配当性向です。

◆配当金(DPS)と配当性向(実績&予想)

■実績
(出所)筆者作成

■予想
(出所)筆者作成

上段チャート(実績)をみると、直近3年(2016年〜2018年)の配当性向の平均値は22.03%でした。
この配当性向が今後も一定であると仮定して、今後の配当金を計算したものが、下段チャート(予測)です。具体的には予測EPSに固定した配当性向(22.03%)をかけて計算しています。

◆過去のPER(実績)

2009年から2018年における実績PERの上限、平均、下限を調べると次のとおりでした。

■<PER上限> PER=42.1
■<PER平均> PER=30.5
■<PER下限> PER=16.7

◆今後の予想株価の推移

(出所)筆者作成

以下の式にもとづき、今後の株価の推移を予想しています。

 予想株価 = 予想EPS × 実績PER(上限、平均、下限) + 累積配当金

2028年の予想株価は、PER上限値では959.4ドル、PER平均値で701.4ドル、PER下限値では394.4ドルとなりました。

◆今後の予想期待収益率

(出所)筆者作成

2018年12月末株価(131.94ドル)を基準として、先ほど求めた予想株価の予想期待収益率を、実績PER別に計算しています。

結果をみると2028年の予想期待収益率は、PER上限値では21.9%、PER平均値で18.2%、PER下限値では11.6%となりました。

◆10年後の予想EPS、予想株価、期待収益率のまとめ

(出所)筆者作成 ※基準株価は2018年12月末株価(131.94ドル)

これまで出てきた数字をまとめたものが上の表です。

あくまで予想ですが、2028年の予想株価は、PER上限値では959.4ドル、PER平均値で701.4ドル、PER下限値では394.4ドルです。

予想期待収益率は、PER上限値では21.9%、PER平均値で18.2%、PER下限値では11.6%と予想しています。

なお、2019年5月現在のビザの株価は164.43ドルであり、2019年予想株価のPER上限値(166.0ドル)あたりまですでに上昇しており、ややハイペースな印象を受けております。

このペースが今後もずっと続くことは考えにくいのですが、これまで押し目という押し目もほとんどありませんでしたから、買い時に悩む方も多いのではないでしょうか。

この先のリセッションがいい押し目になればよいとも思いますが、そんな予想が当たるほど甘い世界でないのも事実だと思いますので、どのようになるか注目していきたいと思います。


◆まとめ

今回はビザの予想株価、予想期待収益率を予想しました。

基準株価を昨年末に設定しているので、やや高めの数字になっていますが、いずれにしてもこれまでの実績ペースを維持したままEPSが増加した場合は、10年後株価はとても楽しみであると言えるのではないでしょうか。

あくまで予想ですから、外れる可能性も十分にあるかとは思いますが、ざっくりと今の株価の立ち位置や今後の方向性の参考にしていただければありがたいです。
※投資は自己責任でお願いいたします。

キャッシュレス化の波は世界的に急速に進んでおり、国内外で不便なくキャッシュレス決済するためには、ビザやマスターカードの世界的決済ブランドを現実的には使わざるを得ないと考えています。

ビザやマスターカードがキャッシュレス化にどのように踏み込み、ビジネスを展開するのかは現時点では何とも見えないところがあるものの、少なくとも競合他社よりも非常に優位なポジションにいることは間違いないと思います。

いずれにしても、決済インフラ業界の今後には目が離せない訳ですから、こまめに情報収取していきたいと思います。(そういえば、ついこないだまでほとんどの人はペイペイなんて使ったことなかった訳だしなあ。。。)

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