【AAPL】銘柄分析|FY22通期|アップル|Apple Inc の10年後予想株価・予想期待収益率


ポイント

  • アップル(NASDAQ:AAPL)は2022年も底堅く成長し、抜群の安定感だった。
  • 財務状況は素晴らしく死角は見当たらない。
  • 現在の株価(約150ドル)はやや割高か。
  • 2032年の予想株価は、PER上限では940.6ドル、平均では490.9ドル、下限で282.0ドル
  • 2032年の予想期待収益率は、PER上限では21.1%、平均では13.5%、下限で7.4%

こんにちは、ゆきのすけ(@yukinosuke35)です。

本記事では、アップル(会計年度:2021.10~2022.9)の財務分析、10年後予想株価、期待収益率などを確認します。


◆財務分析


■売上高&売上高成長率(Revenues)


■営業利益&営業利益成長率(Operating Income)


■純利益&純利益成長率(Net Income)


■粗利益率&営業利益率(Gross Margin & Operating Margin)


■キャッシュフロー(Cash Flow)


■株数、株数(Shares)


■配当、配当性向、配当成長率(Dividends /Dividend Payout Ratio/ DPS Growth Rate)



■1株当たりフリーキャッシュフロー(FCFPS)


■R&D



■バランスシート 総資産(%)/ Total Assets



バランスシート全体を100%としたときの、流動資産(Currnet Assets:ピンク)と固定資産(Non-Current Assets:青)の構成比です。


■バランスシート 負債及び株主資本(%)/ Total Liabilities And Equity





同様にバランスシート全体を100%としたときの、負債(ピンク)と株主資本(青)の構成比です。


◆10年後予想株価(10-year Forecast Price Targets)

■実績EPS&EPS成長率(EPS Actual)



2013年から2022年のEPSを指数で近似したところ、EPS成長は16.33%となりました。


■今後のEPSの推移(EPS Estimates)


先ほど計算したEPS成長が今後も続くと仮定した場合の予想EPSの推移です。

計算したところ2032年の予想EPSは22.68ドルという結果になりました。


■過去の実績PER(10y-P/E)

過去10年の実績PERの上限、平均、下限は次のとおりです。

<P/E上限(10-y Max)> P/E=40.5

<P/E平均(10-y Mean)> P/E=20.6

<P/E下限(10-y Min)> P/E=11.4

■予想株価(Price Target)


予想EPSに実績PER(上限、平均、下限値)をかけて計算した予想株価帯の推移です。

2032年の予想株価は、PER上限では940.6ドル、平均では490.9ドル、下限で282.0ドルとなりました。


■予想期待収益率(Expected Future Total Return)


先ほど計算した予想株価をもとに、2022年09月末時点の株価(138.2ドル)を基準とした予想期待収益率を計算(CAGR)しています。

2032年の予想期待収益率は、PER上限では21.1%、平均では13.5%、下限で7.4%となりました。


■10年後の予想EPS、予想株価、期待収益率

■補足データ(製品別売上高、地域別売上高)※10-Kより


製品別では、2022年はiPadがマイナス、それ以外はプラスを維持。
サービスの安定感は素晴らしい。

サービスは2013年比で約5倍。ウェアラブルは約4倍。
いずれも今後の成長の柱の一つであり、どこまで成長できるか。


地域別では、2022年は日本のみマイナス、それ以外はプラスを維持。
※為替の影響を除くと恐らく日本も他の地域と同じレベルかそれ以上と思われる。

中国の売上高は2013年比でざっと3倍。次いでアメリカ約2.7倍。その他アジアも約2.6倍。


■株価チャート(→stockcharts.com)

https://schrts.co/paEDXntA

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