ポイント
- マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)は2022年も安定した成長で死角は見当たらない
- Azureの成長は減速しつつあるがクラウド部門全体は好調を維持
- クラウド部門以外も安定した成長で底堅い
- 現在の株価(約280ドル)に割安感はないが、割高感もそれほどない
- 2032年の予想株価は、PER上限では1471.2ドル、平均では1070.8ドル、下限で530.0ドル
- 2032年の予想期待収益率は、PER上限では18.9%、平均では15.2%、下限で7.4%
こんにちは、ゆきのすけ(@yukinosuke35)です。
本記事では、マイクロソフト(会計年度:2021.7~2022.6)の財務分析、10年後予想株価、期待収益率などを確認します。
- ポイント
- ◆財務分析
- ■売上高&売上高成長率(Revenues)
- ■営業利益&営業利益成長率(Operating Income)
- ■純利益&純利益成長率(Net Income)
- ■粗利益率&営業利益率(Gross Margin & Operating Margin)
- ■キャッシュフロー(Cash Flow)
- ■株数、株数(Shares)
- ■配当、配当性向、配当成長率(Dividends /Dividend Payout Ratio/ DPS Growth Rate)
- ■1株当たりフリーキャッシュフロー(FCFPS)
- ■R&D
- ■バランスシート 総資産(%)/ Total Assets
- ■バランスシート 負債及び株主資本(%)/ Total Liabilities And Equity
- ◆10年後予想株価(10-year forecast Price Targets)
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◆財務分析
- ソースは2020年まではモーニングスターUS、それ以降はSeeking Alpha、Form10-K などからです。
- 予想利益の数値等は税引き前の理論値です。
- 将来予測の計算方法は「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」(日本経済新聞出版社)を参考にしています。詳細は「将来予想株価の計算方法に関するメモ」にまとめています。
- 各種チャートは筆者作成です。
- チャート横軸の西暦は会計年度(FY)です。
■売上高&売上高成長率(Revenues)
■営業利益&営業利益成長率(Operating Income)
■純利益&純利益成長率(Net Income)
■粗利益率&営業利益率(Gross Margin & Operating Margin)
■キャッシュフロー(Cash Flow)
■株数、株数(Shares)
■配当、配当性向、配当成長率(Dividends /Dividend Payout Ratio/ DPS Growth Rate)
■1株当たりフリーキャッシュフロー(FCFPS)
■R&D
■バランスシート 総資産(%)/ Total Assets
バランスシート全体を100%としたときの、流動資産(Currnet Assets:ピンク)と固定資産(Non-Current Assets:青)の構成比です。
■バランスシート 負債及び株主資本(%)/ Total Liabilities And Equity
同様にバランスシート全体を100%としたときの、負債(ピンク)と株主資本(青)の構成比です。
◆10年後予想株価(10-year forecast Price Targets)
■実績EPS&EPS成長率(EPS Actual)
2013年から2022年のEPSを指数で近似したところ、EPS成長は15.79%となりました。
■今後のEPSの推移(EPS Estimates)
先ほど計算したEPS成長が今後も続くと仮定した場合の予想EPSの推移です。
計算したところ2032年の予想EPSは33.87ドルという結果になりました。
■過去の実績PER(10y-P/E)
過去10年の実績PERの上限、平均、下限は次のとおりです。
<P/E上限(10-y Max)> P/E=41.8
<P/E平均(10-y Mean)> P/E=30.0
<P/E下限(10-y Min)> P/E=14.0
■予想株価(Price Target)
予想EPSに実績PER(上限、平均、下限値)をかけて計算した予想株価帯の推移です。
2032年の予想株価は、PER上限では1471.2ドル、平均では1070.8ドル、下限で530.0ドルとなりました。
■予想期待収益率(Expected Future Total Return)
先ほど計算した予想株価をもとに、2022年12月末時点の株価(260.26ドル)を基準とした予想期待収益率を計算(CAGR)しています。
2032年の予想期待収益率は、PER上限では18.9%、平均では15.2%、下限で7.4%となりました。
予想EPS、予想株価、期待収益率のまとめです。
■10年後の予想EPS、予想株価、期待収益率
■補足データ(セグメント別売上高、サービス/プロダクト別成長率)
2022年はインテリジェント・クラウドは成長ペースを維持。
プロダクティビィティ&ビジネスプロセス、モアパーソナルも安定的に成長。
2022年のインテリジェント・クラウドは2015年比で約3.2倍。
■株価チャート(→stockcharts.com)
ご一読くださりありがとうございました。